英語で時事テーマを語ろう!世界情勢を説明するときに使える単語・フレーズ集

インターネットや格安航空券などの普及にともない、グローバリゼーションが進み生活の様々な面が便利になってきました。しかし便利な反面、日々の生活の中で国際情勢について意見を求められる機会が増えていませんか?留学先や海外の取引先の方とのスモールトークの話題ではよくみかけられる国際情勢ですが、今回は意見をスマートに伝えたい際に使える表現を最近話題の時事テーマを取り上げながらご紹介したいと思います。

Misogynistic「女性憎悪・軽蔑」

「#metoo」「#timesup」運動

日本でもトップランキングの大学入試で女性受験者に不利になる採点方式の使用発覚や男性向け雑誌のコラムに大学別に「軽い女性」をランク付けしたものが搭載されており、大きな問題になりましたが、このような男性が大部分を占める職場などの環境にいる女性に対する差別や偏見のことを英語では Misogyny という単語で表します。

Misogynyは、簡潔に「女性に対する軽蔑や不信、女性嫌い」と定義されることがありますが、詳しくは男性の欲求や期待に添わない言動をする女性に対する憎悪や軽蔑のことを指します。

アメリカでは有名プロデューサーのセクシャルハラスメントが公にされソーシャルメディア内外で #metoo#timesup を使い、セクシャルハラスメントや性的暴行に関心を向ける運動が広がりました。しかし、興味深いのは、海外と日本でこの運動に対する見方が違うということです。

日本でジャーナリストがセクシャルハラスメントを受けたことを公にすると、皮肉にも男性ばかりの関係者の中で被害者の女性が人形を加害者とみなしてレイプの場面を再現をしなくてはいけなかったり、男性を保護する声が上がっていたり、被害者に対する事件公表当初の日本のサポート体制は整っておらず、被害者だけでなく世界がとても大きなショックを受けたことがニュースになったことも記憶に新しいかもしれません。

その後2017年に110年間変わらなかった刑法の性犯罪規定の改定のきっかけとなりましたが、それまでおよそ1000000人のうち10人のみが被害の通報をするといわれているレイプという性犯罪の裏にはもしかしたら女性軽蔑があったからなのかもしれません。

【例文】

  • Misogynistic attitudes can often stay unrecognized and be considered as the norm.
    (女性軽蔑な態度は認識されず、普通のことだと思われることが多い。)

sexism との違いは?

コーネル大学の助教でありDown girl -The logic of mysogynyの筆者Kate Manne氏によると、sexism は「女性はこうあるべきだ」という性別差別や偏見の概念のことをいい、mysogyny はそれらの概念にサポートを受けながら存在する、期待に添わない女性に対して「軽蔑」や、高い能力のある女性に対して自分の立場がなくなるかもしれないという「恐怖」という感情が現実となって表れたときに使われる言葉だといいます。

例えば、「女性はいつもきれいでいる努力をするべき」と考えることをsexismといい、実際に「職場の女性が美容に対する努力をしていないので軽蔑視すること」をmisogynyといいます。

The Last Straw 「最後の藁」

Gilets Jaunes運動

2017年の終わりごろ、ディーゼル車用燃料費を上げるとフランスの大統領が公表後、始まった黄色ベストデモ、通称 Gilets Jaunes運動 をご存じでしょうか?最初はEUのほとんどの人が安全用に車に備えている黄色のベストを着て行う、燃料費高騰だけに対するデモだという認識があったのですが、実はそれは今までの溜まりに溜まったフランス国民の大統領の行う政策に対する不満が我慢の限界に達した結果だったのだそうです。

その我慢の限界のときによく使われる言葉が’the last straw’「最後の藁」という言葉です。もともとは’The last straw that broke the camel’s back’ 「ラクダの背中を折った最後の藁」とから来ており、これは積もりに積もった不満が最後のほんの小さなもので限界に達することの比喩的表現です。それを短くThe last straw 「最後の藁」や The final straw と言います。

    【例文】

  • The price hike on petrol in France was the last straw that broke the camel’s back.
    (フランスの燃料費高騰は(フランス国民を)我慢の限界に追い込んだ。)

まとめ

世界では様々なことが日々起こっていますが、次回世界情勢について話す機会があればこれらの単語やイディオムを使って意見をいってみてはいかがでしょうか?

【参照記事】What We Get Wrong About Misogyny
【参照記事】“I spoke out because someone had to” Japan’s face of the #metoo movement

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蟹っ娘(かにっこ)

蟹っ娘(かにっこ)

18歳で単身渡米、ロスのハリウッドでジャズやボサノバの歌を学ぶ。現在は、在米中に経験したことをもとに日本語・英語講師、ライターとして活動中。異文化コミュニケーションや心理学関連の読書が好き。TESOL、英検1級保有。在米7年、現在鳥取県在住。

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