迷わない!シャドーイングバディとシャドテン、シャドプラスを比較!

「シャドーイングバディとシャドテン、シャドプラスは何が違うの?」
「シャドーイングバディとシャドテン、シャドプラスの中で私に合うのはどれ?」

シャドーイングバディやシャドテン、シャドプラスに興味がある方で、このような疑問や悩みを抱えている方はいませんか?

いずれのアプリも「シャドーイング」を活用して英語学習ができるアプリですが、コンセプトや料金、教材などさまざまな点で異なります。そのため、学習効果を最大化させるためには、自分に最適なアプリを見極めることが大切です。

そこで本記事では、シャドーイングバディとシャドテン、シャドプラスをさまざまな観点から徹底比較します。

どのアプリを使おうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

各アプリの基本情報

まずは、以下の3つのアプリの基本情報を紹介します。

  1. シャドーイングバディ
  2. シャドテン
  3. シャドプラス

シャドーイングバディ

シャドーイングバディは、英語コーチングサービスで有名なトライズ株式会社が提供する英語学習サービスです。

商号 トライズ株式会社(TORAIZ Inc.)
本社所在地 東京都港区芝大門2-12-9 HF浜松町ビルディング6階
電話番号 03-6257-1834(代表)
代表者 三木 雄信
設立 2006年12月20日
事業内容 ・語学教育事業
・デジタル教育事業
公式Webサイト https://toraiz.jp/

シャドテン

シャドテンは、英語コーチングサービスで有名な株式会社プログリットが提供する英語学習サービスです。

商号 株式会社プログリット
本社所在地 東京都港区浜松町1-30-5 浜松町スクエア11階
電話番号 03-6381-7760(代表)
代表者 岡田 祥吾
設立 2016年9月6日
事業内容 ・英語コーチングサービス
・法人向けサービス
・サブスクリプション型リスニングアプリ
・サブスクリプション型スピーキングサービス
公式Webサイト https://www.progrit.co.jp/

シャドプラス

シャドプラスは、英語コーチングスクールENGLISH COMPANYを運営するスタディハッカー社が提供している、シャドーイングと速読リーディングに特化した英語学習アプリです。

商号 株式会社スタディハッカー
本社所在地 東京都千代田区神田神保町1-24-1 CIRCLES 神保町Ⅱ4階
電話番号 03-6273-1553(代表)
代表者 岡 健作
設立 2010年2月
事業内容 ・予備校運営
・英語ジムの運営
・教育系アプリの開発
・メディア運営
公式Webサイト https://studyhacker.jp/

各アプリを9個の観点から徹底比較!

つづいて、本章ではシャドーイングバディとシャドテン、シャドプラスを以下の9個の観点から徹底比較します。

  1. コンセプト
  2. 料金
  3. レベル
  4. 添削・フィードバック
  5. 課題の内容・進め方
  6. 教材
  7. 無料体験
  8. 1日の学習時間
  9. 使いやすさ

コンセプト

シャドーイングバディとシャドテン、シャドプラスはいずれも「シャドーイング」中心ですが、狙っている力と設計コンセプトがそれぞれ異なります。

アプリ コンセプト 重点を置く力
シャドーイングバディ 独自の7ステップ×毎日の課題で、音声変化から意味理解、音読まで一気通貫で鍛える「本気のシャドーイング環境」 発音・リスニング・スピーキングの力を高める
シャドテン 毎日のシャドーイングと添削で、プロソディ(抑揚やリズム)重視のシャドーイング量をこなす 英文の意味理解よりも、抑揚やリズムなど英語特有の音を身につけることを重視している
シャドプラス 語彙・文法・読解からシャドーイングまでを一連で行う英語の総合基礎力アップアプリ リーディング・リスニング・スピーキングの土台を強化する

料金

それぞれのアプリの料金(税込)は、以下の通りです。

アプリ 料金(税込)
シャドーイングバディ 月額21,780円
シャドテン 月額21,780円
シャドプラス ・バリュープラン:月額4,378円
・フィードバックプラン:月額21,780円

シャドーイングバディのプランは実質1種類で、月額に「毎日1課題+人力の添削+相談・質問」が含まれる一体型です。追加オプションはありません。

シャドテンについてもプランは実質1種類である点と、料金は同じです。月額料金には、「毎日のシャドーイング添削+教材+サポート」が含まれています。添削を外した安価なプランはないため、注意してください。

そして、シャドプラスについてですが、バリュープランとフィードバックプランの2種類のプランがあります。各プランの違いは「シャドーイングの添削の有無」で、フィードバックプランにはシャドーイングの添削がついています。

レベル

シャドーイングバディとシャドテン、シャドプラスはいずれも「初級から上級」まで幅広いレベルの学習者に対応していますが、レベル設計と「おすすめ帯」が少し異なります。

アプリ 想定レベル帯の目安
シャドーイングバディ ・TOEIC〜895点までの初級から超上級者向け
・同じ題材で「初級・中級・上級」の3つのレベルが用意されている
シャドテン 主にTOEIC 600〜900点の中級から上級者向け
シャドプラス TOEIC〜800点までの初級から上級者向け

添削・フィードバック

3アプリとも「毎日音声を提出→フィードバック」という流れは同じですが、「誰がどこまで見てくれるか」「頻度」「粒度」が異なります。

アプリ 添削の主体・頻度 フィードバックの特徴
シャドーイングバディ 人間のコンサルタントが毎日1課題を翌日までに添削 LINEでかなり細かいコメントが届く
シャドテン プロ講師が毎日1本の音声をチェックし、短めのコメントで返却 シャドーイングの量と学習の習慣化を重視。プロソディや聞き取りにくい箇所への指摘がメイン
シャドプラス フィードバックプランのみ1日1回提出し、専門トレーナーがコメントしてくれる 基本は自習アプリで、必要な時に専門家の添削を足すイメージ

上記より、毎日かなり濃い人力の添削を受けたい人にはシャドーイングバディを、毎日サクサクシャドーイングの量をこなしたい人にはシャドテンを、そして総合的な英語トレーニングをしながらプラスアルファで添削を足したい人にはシャドプラスをおすすめします。

課題の内容・進め方

毎日課題に取り組み、音声を提出するという点では、3つのアプリはすべて同じです。しかし、以下のように課題の中身やステップ数がかなり異なります。

アプリ 課題の進め方
シャドーイングバディ 1. 英語の音声を聞く
2. 音声変化を確認する
3. 英単語やフレーズの意味、英文の内容を確認する
4. チャンクごとに英文を音読する
5. プロソディシャドーイングに挑戦する
6. コンテンツシャドーイングに挑戦する
7. 役になりきって英文を音読する
シャドテン 1. 教材を選ぶ
2. 音声を聞く
3. スクリプトを確認する
4. オーバーラッピングをする
5. シャドーイングに挑戦する
6. 音声を録音し提出する
シャドプラス 1. 教材を選び単語やフレーズの意味を確認する
2. チャンクで英文の意味を理解する
3. リピーティングする
4. シャドーイングに挑戦する

教材

それぞれのアプリで、教材の量やジャンル、更新ペースが大きく異なるので注意してください。

アプリ 教材数・更新ペース 主なジャンル・特徴
シャドーイングバディ 毎日1テーマ×3レベルがLINE配信。過去の教材も自習用に利用可。 オリジナル教材+アルクの『究極の英語リスニング』。ビジネス・日常・時事が中心で、同内容をレベル別に学べる
シャドテン 1,000種類以上の大量の教材がストックされている ビジネス・日常会話・文化・科学・エンタメ・スピーチ・資格試験など多彩。11レベルで細かく難易度設定もできる
シャドプラス ストックされた教材33本+毎週11本の教材が配信される(年間500本超) Nikkei AsiaやThe Japan Times Alphaなどのニュース記事が中心で、ビジネス・時事色が濃い。レベルは初級から上級の3段階

教材の量と幅で選ぶのであればシャドテン、ビジネスニュース中心で精読とシャドーイングの両方にチャレンジするのであればシャドプラス、そして同一テーマをレベル別に反復したいのであればシャドーイングバディがおすすめです。

無料体験

各アプリの無料体験の仕様は今後変わる可能性がありますが、現在の段階では「無料体験期間の長さ」と「どこまで有料プラン同等に使えるか」が異なります。

アプリ 無料体験期間の目安 体験内容の特徴
シャドーイングバディ 10日間 有料プランとほぼ同等に全機能・全教材・添削を試せるフル体験型
シャドテン 7日間 毎日シャドーイングと添削を体験できる
シャドプラス 期間固定トライアルではなく、アプリ内の一部機能・教材が無料で利用できる「機能制限付き体験」ができる フル機能を長期間0円で使うタイプではなく、「お試しレッスンで使い心地を確認する」イメージ

3つのアプリを比較すると、無料体験期間が最も長く、有料プランとほぼ同じ機能を利用できることから、シャドーイングバディが最も満足度が高いでしょう。

1日の学習時間

シャドーイングバディとシャドテン、シャドプラスそれぞれのアプリの1日の学習時間の目安は以下の通りです。

アプリ 想定・推奨される1日の学習時間 設計時間の特徴
シャドーイングバディ 1日40分 40分を分割しても大丈夫ではあるものの、1日1セットをやり切るのが理想とされている
シャドテン 1日30分〜1時間 まとまった30分以上の時間を確保してシャドーイングに取り組むことが前提。負荷はやや高め。
シャドプラス 1日15〜30分 15分から始められ、時間がある日は30分から1時間ほどかけて1つの課題にじっくり取り組むのが望ましい。

スキマ時間を活用しながら取り組みたい場合は、シャドーイングバディやシャドプラスの方が使いやすいことがうかがえます。

使いやすさ

使いやすさの点で比較すると、アプリのサクサク感重視である場合はシャドテンを、ブラウザ派ならシャドプラスを、そしてLINEを使って学習の習慣化を図りたい場合はシャドーイングバディをおすすめします。

アプリ 操作環境・強み
シャドーイングバディ ・LINEを通じて学習する
・ステップガイドが明確で分かりやすい
シャドテン 専用アプリがある。リピートやリマインド機能などがついており学習しやすい
シャドプラス ブラウザで学習できるため、インストールが不要である

各アプリのおすすめな人の特徴

前章では、シャドーイングバディとシャドテン、シャドプラスそれぞれのアプリの違いをさまざまな観点から紹介しましたが、それでもまだどのアプリが自分に最適なのか選べない人もいるかもしれません。

そのような方は、下表の各アプリのおすすめな人の特徴を参考にしながら自分に合ったアプリを選んでください。

アプリ おすすめな人の特徴
シャドーイングバディ ・リスニングとスピーキングを同時に鍛えたい英語中級者
・毎日人力での丁寧な添削と学習相談でモチベーションを維持したい継続が苦手な学習者
・音声変化やプロソディ(抑揚・リズム)を細かく改善し、TOEICリスニングのスコアや実践的な会話力を上げたい学習者
シャドテン ・大量のシャドーイングを毎日こなして、プロソディを徹底的に強化したい中〜上級者
・1,000種類以上の多彩な教材を活用してTOEICやIELTSなどの資格試験対策やビジネス英語を学びたい人
・毎日の添削でシャドーイングの精度を上げたい学習者
シャドプラス ・英語の総合基礎力を底上げしたい初〜中級者
・ビジネスニュース中心の教材を使ってリーディング力とリスニング力を効率的に強化して、TOEIC500〜800点台を目指している人
・自習メインで、必要な時だけ添削を足したいと考えている人

それでも選ぶのが難しいという場合は、それぞれ無料体験を活用して、自分の学習スタイルやレベル、ニーズに合致しているかを確認することをおすすめします。

まとめ

シャドーイングバディとシャドテン、シャドプラスはいずれも、「シャドーイング」を軸にしたアプリではありますが、学習コンセプトや添削体制、教材の質と量、レベルなどに明確な違いがあります。

リスニングとスピーキングをバランスよく鍛えたい人にはシャドーイングバディが、大量演習でプロソディ強化を目指すならシャドテンが、そして語彙・文法・読解など英語の総合力を高めたい人にはシャドプラスが適しています。

まずは、各アプリの無料体験を活用し、自分の学習スタイルや目標、ライフスタイルに合ったサービスを見極めて、英語力アップを目指しましょう。

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