中山雄太選手と菅原由勢選手が語る、サッカーと英語学習の共通点とは?

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英語コーチング・プログラム「トライズ(TORAIZ)」が6月23日(水)、プロサッカー選手として海外リーグで活躍する中山雄太選手と菅原由勢選手をゲストに招き、「サッカーにおける英語学習の重要性」をテーマとしたトークイベントを開催しました。

本イベントは、トライズで1年間のプログラムを終えた累計受講生数が5,500名を突破したことを記念したものです。

オランダ1部リーグ(エールディヴィジ)でプレーする中山選手と菅原選手はともに、トライズの「グローバル・アスリート・プログラム(※)」を受講中。英語のスピーキング力を測定する「VERSANTスピーキングテスト(以下、VERSANT)」のスコアは、両選手ともに47点(「身近な事柄において伝えたいことの要点を包括的に述べることができる」レベル)に到達するなど、受講開始以来、着実に英会話力を伸ばしています。

イベントでは、トライズを運営するトライオン株式会社代表の三木雄信氏が、中山選手・菅原選手の英語学習の状況や、受講前後での変化などについて話を聞きました。

※トライズの「グローバル・アスリート・プログラム」

グローバルに活躍するアスリートに向けて、スポーツ関連の英語コンテンツを主な学習教材とし、海外への遠征・外国人選手との交流などに求められる実践的な英会話を1年で身につけるプログラム。練習に試合にと日々多忙なスケジュールを極めるアスリートにとって、目標設定から逆算した最適なプログラムが提案されます。本プログラムを受講するアスリートがすでに海外に拠点を移している場合にも、Zoomなどのオンラインツールを使ってネイティブコーチと日本人コンサルタントが毎日の英語学習をサポート。1年後にはグローバルに活躍できる英語力を養成します。

中山雄太選手・菅原由勢選手が語る「サッカーにおける英語学習の重要性」トークイベント

写真左から、菅原由勢選手、中山雄太選手、トライオン株式会社代表 三木雄信氏

写真左から、菅原由勢選手、中山雄太選手、トライオン株式会社代表 三木雄信氏

目次

  1. 言語力が大きな壁となった、移籍当初
    1. 相手が何を言っているのか分からず、全部「Yes」
    2. チームの一員になるためには、語学力が不可欠
  2. 英語学習の成果と今後の目標
    1. 1日3時間の英語学習が当たり前に
    2. ミーティングで話し終えた瞬間、チームから拍手が
    3. 日本語と同じくらい、英語が喋れるようになりたい
  3. 英語学習者からの質問

1. 言語力が大きな壁となった、移籍当初

1-1. 相手が何を言っているのか分からず、全部「Yes」

トライズの受講開始以前から英語の勉強はしていたものの、実践的な会話力は身についていなかったという中山選手と菅原選手。

「現地オランダで、何か困ったことは?」という質問に対して中山選手は、相手が何を言っているのか分からないため、YesかNoかの判断を求められる場面では全てYesと答えていたと明かします。

意思表示をできないままものごとが進んでいく状況に、ストレスを感じていたと話す中山選手。

「自分の言いたいことが日本語だと言えるのに、(英語だと)相手に言えない。自分がどう思っているのか、どういう性格で、どういう人なのかというのをなかなか相手に感じてもらえないので、人と人との関係性を築くのが大変だったと思います」

菅原選手も同様に、「自分の意思で何かをすることが全く無く、すごく難しい時間でした」と、英語を話せなかった当時の状況を振り返りました。

1-2. チームの一員になるためには、語学力が不可欠

プロサッカー選手として、語学力の必要性を特に感じたエピソードを尋ねられた場面では、中山選手は所属するオランダのチーム(PECズヴォレ)の「ディベート形式のミーティング」を挙げました。

中山選手によると、オランダのサッカーチームのミーティングでは、選手は監督の話をただ聞くだけではなく、意見を積極的に述べる必要があるとのこと。自身が英語を話せず、議論に入っていけない状況に「チームの一員になり切れていないのでは」と葛藤を感じていたと言います。

自分の考えをしっかりと伝えてチームの一員となるために、英語に取り組んで成長しようと思ったと語りました。

英語学習について語る中山雄太選手

英語学習について語る中山雄太選手

一方の菅原選手は、オランダへ渡った当初は「ポジティブで、ずっと笑顔でいれば、(英語を話せなくても)何とかなるだろう」と思っていたと話します。実際に、持ち前の明るさでチームにある程度は馴染めていたものの、入団から半年ほどが経つと、言語を介さないコミュニケーションの限界に気づいたと言います。

「喋ってコミュニケーションをとって、例えば生活のことや色んなプライベートのことを話すことで、もっと仲を深めなきゃいけないと思いました。(チームへの)馴染み方にも、『喋れる』『喋れない』では違いがあると感じました」

2. 英語学習の成果と今後の目標

2-1. 1日3時間の英語学習が当たり前に

英語コーチング・プログラム「トライズ」では、受講生は1日に3時間、1年間に1,000時間の学習に取り組みます。中山選手と菅原選手も、例外ではありません。

1日3時間という学習時間について、最初は「絶対無理だと思った」と話す菅原選手。継続できる自信がないままスタートしたものの、次第に、サッカーのためなら「やるのが当たり前」という意識に変わってきたと説明します。

「やっぱり、『3時間』と言われ続けたからこそできたことだと思う。(スピーキングテストの)VERSANTの結果にも出ているなと思っているので、1日3時間やることはすごく大事だと感じています」

英語学習について語る菅原由勢選手

英語学習について語る菅原由勢選手

「僕も正直、3時間と聞いた時は『できるのかな』と思いました」と中山選手。しかし、「夢を叶えるためには英語が必要。じゃあ、やらなきゃいけない」と、自らを奮い立たせて学習してきたと言います。

学習を続けるうちに、日常生活の中で「あ、勉強したことがこうして活きてくるんだ」という気づきや喜びを感じられるようになってきたと話しました。

2-2. ミーティングで話し終えた瞬間、チームから拍手が

「英語を話せるようになって良かった」と感じた経験を尋ねられた中山選手は、ある日のミーティングで、監督から突然名指しで意見を求められた際のエピソードを披露します。

以前に監督からミーティング中に指名された際には、言葉が上手く出てこなかったという中山選手。久しぶりに指名を受けた中山選手が英語で話し始めると、チームメイトやコーチから「おっ」というリアクションがあったと言います。話し終わった瞬間には、チームから拍手が起こったそう。

「すごく嬉しかったです。小さい出来事でも積み重ねることで、自信になりました」

オランダでのエピソードを語る中山雄太選手

オランダでのエピソードを語る中山雄太選手

2-3. 「日本語と同じくらい、英語が喋れるようになりたい」

英語学習における今後の目標について尋ねられた菅原選手は、VERSANTでの満点を掲げました。

「第二言語として英語が完璧に喋れるようになるということが、僕自身の目標でもありますし、そこに到達したいなと思っているので、目指したいと思います」

英語学習における今後の目標について語る、菅原由勢選手

英語学習における今後の目標について語る、菅原由勢選手

中山選手も「やるからには高い設定を」と話し、「ネイティブに間違えられるぐらいいければベストですし、それが難しいのであれば、日本語と同じくらい英語が喋れるようになればな、という風に思います」と、さらなる成長を宣言しました。


日本語でのトークセッションに続いては、英語によるトークセッションも行われました。

インタビュアーは、両選手のレッスンを担当する、イギリス出身のトライズネイティブコーチ・Jonny氏です。

トライズネイティブコーチのJonny氏

トライズネイティブコーチのJonny氏

英語でインタビューに答える中山雄太選手と菅原由勢選手

英語でインタビューに答える中山雄太選手と菅原由勢選手

中山選手と菅原選手は、オランダでの日常生活の様子や、チームメイトやスタッフとのコミュニケーションについてなど、様々なエピソードを英語で語りました。

3. 英語学習者からの質問

イベントを締めくくるQ&Aセッションでは、英語学習者であるトライズ受講生から事前に寄せられた質問に、中山選手と菅原選手が答えました。

特に多く寄せられた「英語学習の時間をどのように捻出している?」という質問に対しては、両選手が「隙間時間の活用」を挙げました。「試合に向かう前日のバス移動の時など、時間を見つけて組み込んでいます」と菅原選手。

「サッカーと英語学習で共通点を感じている点はありますか?もしあれば、どんなことでしょうか」という質問に対して菅原選手は、「毎日向上です!」と笑顔で即答。

中山選手も、「向上心を持ってやることが1番だと思います。『(向上心を持たずに)ただやる』という時間をできるだけ無くすことが大事だと思います」と、菅原選手に同意しました。

イベント後の様子

イベント後の様子

トライズ(TORAIZ)について

トライズ(TORAIZ)は、1年間に1,000時間の学習を通して、実践的な英語スピーキング力の習得を目指す英語コーチングスクールです。受講生は、ネイティブコーチとの週3回のレッスンに加え、個別に作成された自習プログラムに週6~7日取り組み、「英語を話す力」を徹底的に鍛えます。

トライズでは、TOEIC平均927点、VERSANT平均62.5点(2021年1月末現在)という高い英語力を有するコンサルタントが、受講生を専属でサポート。ゴール達成までのロードマップを作成し、学習進捗を日々管理してくれるため、継続率は91.7%と非常に高いのが特徴です。プログラムは完全オンラインでも受講できます。


サッカーと英語学習の共通点について、日々の向上と答えた中山選手と菅原選手。世界を舞台に戦う2人の言葉には、非常に説得力がありました。

中山選手と菅原選手が英語を学ぶトライズでは、受講生一人ひとりのゴールに合わせた学習カリキュラムを作成してもらえます。

英語学習者に向けた無料カウンセリングは、トライズのスクールのほかオンラインでも提供されているので、プログラム内容に興味がある方や、自分に合った学習方法が知りたい方は、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

【参照サイト】【公式】トライズ(TORAIZ)
【参照サイト】VERSANT|本当に話せる英語力の証明
【関連ページ】トライズ(TORAIZ)の評判・口コミを見る

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English Hub 編集部

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