子どもが英語好きになる! 英語絵本の読み聞かせのコツ

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絵本の読み聞かせには、「感情表現を豊かにする」「心が落ち着く」「言葉を覚えられる」「親子のコミュニケーションになる」「知識を身につけられる」といった多くのメリットがあると言われています。読み聞かせる本を英語の絵本にした場合、こうしたメリットに加え、異なる文化の理解や英語への慣れも期待できます。

とはいえ、「英語が得意じゃないと、絵本の読み聞かせはハードルが高い」「日本人である自分の発音を子どもが身につけてしまうと良くないのではないか」という不安から、英語絵本の読み聞かせを躊躇してしまうという声も。

そこで今回は、誰でも気軽に取り組める、英語絵本の読み聞かせの方法をお伝えします。親が楽しんで英語の絵本を読んでくれる様子は、子どもが英語を好きになる大きな後押しになります。自分で読むのはちょっと・・・という方には、YouTubeやCD付き絵本を使う裏技もお伝えします!

1.子どもが英語好きになる!絵本選びのポイント3

how to choose the picture books

英語の絵本は、大きい書店の英語絵本コーナーで探せるほか、AmazonなどのECサイトで購入することもできます。輸入品だと割高なイメージがありますが、1000円前後で購入できるものがたくさんあります。また、図書館にも英語絵本のコーナーが設置されている場合があるので、まずはお金をかけずに試したいという方は探してみてください。

とはいえ、最初は何を選んだらいいか迷ってしまうかもしれません。そこで、英語絵本の選び方のポイントを3つお伝えします。

子ども自身が好きな分野の本を選ぶ

本選びで一番重要なのは、その絵本にお子さん自身が興味を持てるかどうかです。乗り物、動物、魚、お姫様など、お子さんの好きな分野で簡単な英語の絵本を探してみてください。日本の子どもたちが好きなものは英語圏の子どもたちもたいてい好きなので、お子さんが好きなテーマの本がきっと見つかるはずです。

少し物足りないくらいの簡単な本からでOK

最初は簡単な本からスタートしましょう。ちょっと物足りないかもというくらいの本から始めると、親が英語の絵本の読み聞かせを苦に感じずに済みますし、子どもも負担なく楽しむことができます。『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See』(Eric Carle著)という絵本は、簡単な表現の文が繰り返し出てくるので、初めての読み聞かせにおすすめです。

子どもが楽しめそうな工夫のある本を選ぶ

仕掛け絵本など、子どもが楽しめる工夫のある本もおすすめです。『Waddle! A Scanimation Picture Book』(Rufus Butler Seder著)という絵本は、動かすと人間の身体や動物が動いているように見える絵本で、子どもたちに大人気です。


時には「英語じゃなくて日本語がいい!」と言われる時もあるでしょう。そんな時は無理強いせず、日本語の絵本を読んであげましょう。「英語の絵本=お勉強、つまらないもの」と思われないようにすることが大切です。

2.すぐに始められる読み聞かせのコツ

実際に読むとなると、最初はどうやって読んだらいいのか、不安もあるでしょう。でもコツさえつかめば、読み聞かせは難しいことではありません。

発音のきれいさを気にせず、自信を持って楽しく読む

英語講師をしていて、多くの保護者から聞かれるのが「私の発音で英語の絵本を読み聞かせしても大丈夫なのでしょうか…」という声。大丈夫です!英語は世界の共通言語。英語を第二言語とする人たちが大勢います。スペイン語なまり、中国語なまり、韓国語なまりなど様々な英語がありますが、みな気にせずコミュニケーションのために英語を使っています。最も大切なのは、自信を持って英語を話す姿勢。自信を持って英語で読み聞かせしている姿勢は、お子さんの素晴らしいロールモデルになります。

あせらずゆっくりと読む

ついつい速く読んでしまいがちですが、子どもに伝わるように、あせらずゆっくりと読んであげることが大切です。そうすることで、子どももじっくりと英語の音を味わうことができます。

お子さんの様子に合わせて、言葉を繰り返す

お子さんが「?」という表情の時は、その言葉を繰り返してあげるといいでしょう。

言葉を表す絵を指で指し示す

英語を読みながら、言葉を表す絵を指で指し示してあげると、子どもは絵と合わせて理解がしやすくなります。

3.YouTubeを活用した裏技

「絵本を読み聞かせしてあげたいけれど、自分が読むのはやはり抵抗がある」という方にオススメの裏技・・・それは、YouTubeで絵本の読み聞かせをしている方を探し、その音声を聞かせながら絵本をめくってあげるという方法。定番の英語絵本には、YouTubeで音声が公開されているものが多くあるので、英語のタイトルで動画を検索してみてください。

ここでは、オススメの動画を3つピックアップしてご紹介します。

“Brown Bear, Brown Bear, What Do You See”の読み聞かせ

英語圏では有名な、名作絵本の読み聞かせです。ネイティブの方がはっきりとした発音で読んでいます。

“Brown Bear, Brown Bear, What Do You See”の歌バージョン

上記の絵本の歌バージョンです。ゆったりした歌なので、寝かしつけ前に聞かせてあげるのもいいかもしれません。

The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)

日本でも有名な「はらぺこあおむし」は、世界中で大人気。こちらの動画は、作者のエリック・カールさんの読み聞かせで、効果音や音楽付きです。

4.CD付き絵本も活用しよう!

CD付きの英語絵本も、おすすめしたいジャンルです。インターネット環境がないときにも使えますし、音声だけなので、動画を見すぎて目が悪くなるという心配も不要です。CD付き絵本を選ぶ際も、お子さんが好きな話、すでにストーリーをよく理解している話を選ぶと、自然に楽しく英語を学ぶ機会になります。

オススメのCD付き絵本をピックアップしてご紹介します。

Disney Read-Along Storybook and CD(Disney Book Group)

まずおすすめしたいのは、ディズニーのCD付き絵本のシリーズ。めくる時に効果音がついているので、英語が全て聞き取れなくてもめくれます。また、音楽や効果音もついていて楽しめます。ディズニー映画、アニメ作品から選べるのが最大のポイント。大好きな映画の絵本を選ぶと、楽しく聞き続けられます。さらに、値段も千円前後のものが多い点も嬉しいです。

  • Toy Story 4
    日本では映画が今夏公開となり、話題となっている『トイ・ストーリー4』の絵本です。
  • Cars
    こちらも大人気のディズニー映画『カーズ』の英語絵本です。『カーズ』を見たことがなくても、車好きのお子さんならきっと楽しめます。
  • Sofia the First “The Tale of Miss Nettle”
    ソフィアと、「アナと雪の女王」のオラフが出てくる物語です。ソフィアやお姫様が好きなお子さんにオススメです。

Frog and Toad(ふたりはともだち)(Arnold Lobel著)

日本では「ふたりはともだち」として有名な絵本です。少し長いお話なので、幼稚園児以上のお子さんにおすすめ。ほほえましい友情に癒されます。

CD付き 子どもとたのしむ はじめてのえいごえほん: にほんのおはなし1(再話:深山さくら)

子どもがよく知っている話を英語で聞かせたいという方には、「ももたろう」などの話を英語で読み聞かせしてくれるCD付き絵本もあります。「ももたろう」「さるかにかっせん」「かさじぞう」の3話と英語の歌3曲が収録されています。

まとめ

英語の絵本の読み聞かせは、無理をせず、親子で楽しみながら継続していくことが大切です。お子さんが好きそうなお話を選び、読み手がつらくない方法で読み聞かせをしましょう。うまくいかないときは、絵本を変えてみたり、CDつき絵本を活用してみたり、一旦お休みしてみたりするのも手です。親子共に楽しめる方法で、英語の絵本を活用してみてくださいね。

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曽我美穂

曽我美穂

英語講師・ライター。大学在学中にニュージーランドの大学に交換留学。英語で授業を受け単位を取得。卒業後は英語学校の広報としてバイリンガルな環境で7年間働く。2013年に英語教室RAINBOWを開設。これまでに未就園児から大人まで70人以上を指導。TOEIC965点。二児の母。
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