放課後を有効活用!長時間英語漬けの「英語学童」「アフタースクール」とは?

※ この記事には広告・PRが含まれています
after-school

共働き世帯が増える中、子どもの放課後の居場所を確保しながら、有意義な時間を過ごさせたいと考える保護者が増えています。そうしたニーズに応える形で、主に小学生を対象に、英語で預かる学童保育が増えてきているのをご存じですか?

放課後の時間に子どもを預かってもらいながら、英語習得も促せて、一石二鳥の「英語学童」。今回はそんな英語学童のメリットや、教室の選び方について特集します。

1.「英語学童」「アフタースクール」とは?

「英語学童」「アフタースクール」は、放課後の長時間を英語で過ごすスクールです。英会話スクールのように決められた時間に机に向かって英語のレッスンを受けるのではなく、英語の学習もしながら、宿題や遊びも英語で行うなど、日常生活に英語を導入することで自然と英語を習得していくことができます。

ネイティブの外国人講師とバイリンガル講師が駐在しているケースが多く、子ども達の面倒を見ながら英語を指導していきます。英語が初めての子どもも、バイリンガル講師がいれば、日本語のサポートも受けながら少しずつ英語に慣れることができるので安心です。

プログラムの特徴としては、子どもが教室についてから退室するまで、全ての活動を英語で行うのが一般的です。主な活動内容は、英語を使ったアクティビティや英語を学ぶレッスンのほか、学校の宿題サポートやおやつタイムもあるところが多いようです。

日数は週2日からなど希望に合わせて選べるスクールが多く、長期休み限定で利用可能なプログラムを用意しているスクールもあります。

2.ニーズに合わせて選べる通い方

英語学童のスクールの多くが、週2~5日の中から曜日を選んで通えるようになっているので、他の習い事の都合と合わせて通うことが可能です。また主なプログラムの時間のほかに、延長の預かりを行っているスクールも多く、保護者のニーズに合わせて利用することができます。また、英語学童は一般的に民間で運営されているため、公立の学童と比べて保護者の就業状況や利用日数による制限は少なく、英会話スクールに通わせる感覚で利用できる学童もあります。

子どもに早く英語を習得させたい方は、週5日通わせることで、英語環境で過ごす時間を増やし、早く英語を定着させることができるでしょう。

3.学童保育で英語を学ぶメリット

放課後の生活を英語で過ごす学童保育は、ネイティブ講師の英語をたくさん聞くことによって、リスニングが鍛えられ綺麗な発音を身に付けることができるほか、週1回通う英会話スクールと比べて英語に触れる時間や日数が圧倒的に多いため、早く英語を上達させることが期待できます。料金は英会話スクールと比べると高めですが、長時間英語に触れられること、預かりの機能も備えていることを考えると、割安と言えるかもしれません。

また、保育時間の延長や、長期休暇の朝からの預かりがあるスクールもあるので、共働きの方にとっては安心です。平日は忙しく、子どもになかなか習い事をさせてあげられないという方にとっては、子どもが楽しく活動しながら自然と英語を身に付けられる「英語学童」に通うことは大きなメリットがあります。

4.「英語学童」を選ぶ際の注意ポイント

以下の点についてはスクールによってサービスや条件が異なるので、確認しておきましょう。

学校や自宅からのアクセスの良さ・送迎サービスの有無

週2~5日など日常的に通うので、学校や自宅からのアクセスの良さは外せないポイントになります。お迎えサービスがある場合は、子どもの通う小学校がお迎えの対象になっているか確認しましょう。また、帰宅時のサポートもスクールによって異なります。自宅付近までバスで送ってくれるサービスがあるスクールは便利です。お迎え必須の場合は、毎日お迎えに行くことが負担にならないか確認しましょう。

英語レッスンやアクティビティの内容

英語レッスンの内容や、その他のアクティビティや学習などの内容は、スクールによってかなり異なる特徴があります。英語学童を通して子どもにどのような力を身につけさせたいか考えながら、スクール選びをしましょう。

最低利用日数・延長保育の有無

スクールによって、週ごとの受講日数が異なります。また、延長保育の有無やその際のオプション料金の設定なども異なっています。ニーズに合った日数や時間での利用が可能かどうかを確認しましょう。

基本料金とオプション扱いの料金

スクールによって料金が異なるほか、おやつ代・教材代・送迎サービス・延長保育などにプラス料金がかかる場合があります。毎月払い続けることを考え、家計を圧迫しない料金かどうかを確認しておきましょう。

教育経験のある講師や日本語が話せるスタッフの在籍状況

ネイティブ講師が駐在しているか、初めての英語環境に不安がある場合は日本人スタッフがサポートしてくれるかなどを確認しておきましょう。単にネイティブ講師といっても、教育経験があるかどうかなど、スクールによって違いがあります。また、先生と子どもとの相性もあります。体験レッスンがある場合は参加して、子どもの反応をたしかめておきましょう。

5.おすすめの「英語学童」スクールの紹介

「英語学童」を行っているスクールから、放課後の時間を有意義に過ごせて英語力を身につけられるスクールをピックアップしてご紹介します。

キッズデュオ(Kids Duo)

KidsDuo学習塾や幼児教室を手がける「やる気スイッチグループ」が運営するKids Duoは、週2回から利用でき、1日最大6時間を英語環境で過ごします。多彩なプログラムを通じて、楽しみながら英語を身につけていくことができます。

毎回帰る前には、教室でやったことを発表するプレゼンテーションタイムが設けられ、他の生徒の前で発表することで英語を話すことに自信がついていきます。送迎サービスや子どもの入退室をお知らせするメールなど、保護者が安心できるサービスが整っているのも魅力です。

対象学年 小1~ ※幼児コースもあります。
所在地 北海道5校、宮城3校、福島1校、東京54校、神奈川39校、千葉14校、埼玉22校、茨城5校、栃木1校、長野1校、静岡2校、愛知14校、三重1校、京都9校、大阪16校、兵庫12校、滋賀3校、奈良1校、広島2校、岡山1校、福岡9校 (※2023年12月調査時点)
日数・時間 週2~5日 最長20:30まで
送迎の有無 有(学校→スクール、スクール→自宅付近) 無料
料金 スクールにお問い合わせください。
URL https://www.kidsduo.com/


≪4月30日までの入会で入会金半額!各教室/各月20名まで≫

Kids UP(キッズアップ)

Kids UP イメージフォトKids UP(キッズアップ)は、東京・神奈川・千葉・埼玉で展開する英語学童です。Kids UPのカリキュラムは、応用言語学博士監修のもと、子どもの発達段階に応じて設計されたレッスン内容になっており、英語力の基礎固めからハイレベルな表現力の習得までを一貫してサポートします。子どもの知的好奇心を伸ばしながら英語力を育むカリキュラムが特徴です。

長時間の英語漬けの環境により、小学生のうちから高校卒業・大学受験レベルの英語力習得を目指せます。英語を聞く・話す力を特に重視したプログラムで、実用性の高いコミュニケーションスキルや自己表現力を鍛えられるでしょう。

対象学年 小1~小6 ※3~6歳向けのプリスクールもあります。
所在地 馬込、大森、長原、池上、蒲田駅前、田園調布雪谷、りんかい東雲、大島、門前仲町、東陽町、大井、北品川、戸越、等々力、成城、四谷、早稲田、晴海、赤羽、池袋、鷺宮、三鷹、南町田グランベリーパーク、武蔵新城、武蔵小杉、溝の口、新川崎、大倉山、矢向、天王町、二俣川、ソコラ南行徳、新浦安、川口(※2023年12月調査時点)
日数・時間 11:00~18:30 ※最長20:30まで
送迎の有無 有(対象校→スクール、スクール→自宅付近) 無料
※送迎対象については、お近くの教室までお問い合わせください
料金 入会金:55,000円 
Elementary Course 週2回 5時間/回の利用の場合:40,000円/月(別途教材費、おやつ代など)
※延長の場合、追加料金あり
※詳細はスクールにお問い合わせください。
URL https://kids-up.jp/

Blue Dolphinsアフタースクール

BlueDolphinsBlue Dolphinsアフタースクールは、大阪で運営している、17年間の児童英語指導の経験を生かした英語教育を行う英語学童です。1クラス10~15人の少人数制で、各クラスをネイティブの外国人講師と日本人バイリンガル講師で指導します。教室滞在中の会話は、学校の宿題のサポートも含めてすべて英語で行います。成長に合わせたプログラムで4技能(聞く・話す・読む・書く)の学習に取り組みながら、英語でのコミュニケーション力の向上を図ります。

「多文化理解」の教育にも力を入れており、オリジナル教材で世界の国々の特色や生活を学ぶことで、様々な価値観を理解できる土台をつくります。長時間滞在のメリットを生かし、英検取得指導も受けられます。大阪在住で、英語のコミュニケーション力を伸ばしたい小学生にオススメの英語学童です。

対象学年 小1~小6 ※年中・年長向けのクラスもあります。
所在地 旭ヶ丘校(豊中市)、南森町校(大阪市)、松屋町校(大阪市)、堀江校(大阪市)、玉造校(大阪市)、阿倍野校(大阪市)、和泉中央校(和泉市)、鳳校(堺市)、三国ヶ丘校(堺市)、岸和田校(岸和田市)、河内松原校(松原市) (※2023年12月調査時点)
日数・時間 週1日~ 13:00~19:00 ※20:00まで延長可能
送迎の有無 小学校や幼稚園・保育園へのお迎えサービスあり。
料金 スクールにお問い合わせください。
URL https://www.blue-dolphins.net/lp-after/

ACCESS

ACCESS英会話スクールでの実績をベースとしたプログラムを実施するACCESSは、国際社会で活躍できる人材を育てるため、英語4技能(聞く・話す・読む・書く)に「考える力」と「表現する力」を加えた、6つの力を伸ばします。スクール内は完全英語。毎日16:00~18:00を「アカデミックタイム」とし、曜日ごとに理科、社会、アートなどの科目をネイティブ講師から2時間しっかりと学ぶことができます。また、学んだことを活かす場として、イベントや体験学習などを開催しています。高いレベルの英語力はもちろん、さまざまな分野の教養を英語で身につけることのできる英語学童です。

対象学年 小1~小4
所在地 上北沢校、五反田校、立川校、荻窪校、高円寺校、下高井戸校 (※2023年12月調査時点)
日数・時間 週3~5日 15:00~19:00 ※13:00~15:00、19:00以降は延長保育(有料)あり
送迎の有無 五反田校・荻窪校の各教室から半径1㎞圏内の小学校を目安として、小学校から教室まで、徒歩による有料お迎サービスを実施(有料)
料金 入会金:32,400円 
月謝:43,200円(週3日)~ 
その他費用:諸経費、おやつ代、夕食代、送迎代、延長保育料
URL http://www.ep-access.com/

Kids On Air

都内9か所の英語学童を展開するKids On Airは、オールイングリッシュの環境で、様々な経験を通し、コミュニケーションスキルを伸ばします。20ヵ国以上の出身国からなる国際色豊かな外国人講師から、世界各国の多種多様な文化を直接学べるのが特徴です。

毎日1時間、レベルに合わせた5つのクラスで英語のレッスンを受けられるとともに、スポーツ、アート、エンジニアリング、科学、文化、クッキングなどにプロジェクトベースで取り組み、英語を通してかけがえのない体験ができます。大自然の中ですべて英語で過ごすサマーキャンプやハワイ旅行など、さまざまなイベントも用意されています。英語学習だけでなく、子どもにさまざまな体験をさせたい方におすすめのスクールです。

対象学年 小1~小4 ※2~6歳対象のプリスクールもあります。
所在地 富ヶ谷、代沢、松濤、御殿山、学芸大学、永福町、祖師谷、日本橋、初台(※2023年12月調査時点)
日数・時間 月~金、14:00~19:00の中で好きな時間に参加できる
送迎の有無 有(指定ルート)
料金 スクールにお問い合わせください。
URL https://kids-on-air.com/

東京インターナショナルスクール アフタースクール

東京インターナショナルスクール東京インターナショナルスクールのアフタースクールは、外国人の子どもを対象とした「東京インターナショナルスクール」の創設者が、その実績をもとに、日本の子どもたちのために設立したアフタースクールです。先生は全員ネイティブの外国人で、大卒以上の資格と2年以上の教育経験を持ち、学期ごとに子供たちの評価をフィードバックするなど、質の高い教育を行っているのが特徴です。毎日1時間の「探求プログラム」の時間では、曜日ごとに設定された仕事やアートなどのテーマを、1年をかけて学んでいきます。クラスは学年別に分かれ、スクールによっては帰国子女を対象としたクラスもあります。インターナショナルスクールの実績をもとにした質の高い教育を受けさせたい方におすすめのスクールです。

対象学年 年中~小4
所在地 中目黒、学芸大、南麻布、勝どき、駒沢、札幌円山、夙川、大濠 (※2023年12月調査時点)
日数・時間 週3日~ 14:00~19:00 ※最長21時まで預かり可能
送迎の有無 お迎え有。自宅までの送りサービスはありません。
料金 スクールにお問い合わせください
URL https://tokyois-kg-as.com/

atomico(アトミコ)

オンライン英会話サービス提供の「スパトレ」が運営するatomico(アトミコ)は、四谷三丁目の「英語で学べる学童」です。2024年6月には神楽坂校も開校予定です。子どもたちが興味のあることを英語で学び、自ら探究することを目指しています。

教室では、世界中の英語教師から、1日4つの英語トレーニングを集団オンライン授業と個別オンライン授業2つのスタイルで受けられます。世界や職業に対して関心の幅が広げられるよう、月に1回のテーマ別英語トレーニングも設定されています。第二言語習得論という科学的理論に基づいたカリキュラムで、効率的に英語を習得できます。送迎サービスや延長可能である点など、何かと忙しい保護者にもおすすめです。

対象学年 小1~ ※幼児コースもあります。
所在地 四谷三丁目、神楽坂(2024年6月に開校)
日数・時間 週1~5日 平日13:00~19:00 ※最長21:30まで
送迎の有無
料金 入会金:33,000円 
月会費:23,205円(週2日、送迎代・おやつ代込)~ 
※送迎不要の場合、割引あり 
スポット利用費(月会員対象、平日1回):5,000円 
その他費用:施設利用費(一律10,000円/月)、食事代、延長料金など
URL https://www.atomico.co.jp/

まとめ

小学校の英語授業導入にあたり、早期英語教育への関心が高まる中、学校の放課後の時間を使って日常を英語で会話しながら過ごせるスクールは、子ども達の英語への関心への第一歩となり、英語習得の早道ともなります。学校までお迎えのバスが出ているスクールも多く、安心して通わせることができます。

日本にいながら、日常的に数時間、英語漬けの環境を体験できる「英語学童」を、試してみてはいかがでしょうか?

【関連ページ】子どもの英語教室を徹底比較!親たちに選ばれるスクールとその理由は?
【関連ページ】子ども向けオンライン英会話おすすめ20社を徹底比較!

The following two tabs change content below.

Yoko

海外留学や夫の赴任で海外在住経験あり。留学時代は住み込みのベビーシッターからホテルのレセプションまで様々なアルバイトも経験。海外で出産して現在は一児の母。子供が母国語以外の言語をいかに楽しく自然に身につけることができるか興味を持ち、ベビーシッター時代の経験をもとにいろいろと研究中。