【英文履歴書対策】「選ばれる」英文レジュメを書く!

英文のレジュメ(resume)は、日本語の履歴書と形式や書き方が異なります。慣れない書き方で書いたレジュメが果たして採用担当者の目に留まるものかどうか不安に思う方もいるのではないでしょうか。多くの履歴書の中から、あなたが選ばれるためには、あなたの強みが最大限にアピールされたオリジナリティ溢れるレジュメを書く必要があります。そこで、今回は、採用担当者の目に留まる書き方のコツと例文を紹介します。

1. 英文レジュメ(resume)とは

英文レジュメは、応募する職務に自分が最適であることを売り込むためのマーケテイング文書のようなものです。あなたがこれまでの経験やスキル、資格等をどのように企業で活かすことができるかをアピールします。分量は、A4サイズで2ページが標準です。その中に、応募者の連絡先、職歴、業績、学歴、スキル、資格等を記載します。また、「CV」は日本の職務経歴書に似た書類で、レジュメに比べより細かい記載が求められます。

2. 採用担当者の目に留まる書き方のコツ

企業には、時に一つのポジションに対して数百通又は数千通のレジュメが送付されてきます。採用担当者が多くの応募者の中からあなたを面接へ招待したいと思えるようなレジュメを提出したいものです。

採用担当者の目に留まる書き方のコツを覚えましょう。

  • 募集職務に関連する内容を書く

    採用担当者にレジュメを最後まで読んでもらうためには、応募する職務要件に関連する内容のみを記載します。担当者に伝えるべき事項を絞り、それについて、簡潔に書きます。

  • スキルや業績を箇条書きする

    スキルや業績をいくつかアピールする場合には、箇条書きが一番良い方法です。採用担当者に一目でわかってもらえるという利点があります。

  • 具体的な例を書く

    自分の適性を具体的に伝えることで、あなたを優位に立たせ、他の応募者と差をつけることができます。受賞名や資格名、数字を挙げて業績を明確に示しましょう。例えば、販売業績をアピールする場合には、Ranked 1 out of 50 sales reps for top sales performance.というように書くと伝わりやすいです。

  • 担当者がイメージしやすい単語を使う

    担当者にうまくアピールするためには、単語選びを慎重に行いましょう。あなたの熱意や行動が十分に伝わるパワフルな単語を選びます。さらに、採用要件に記載されている単語をキーワードとして使うことも忘れないでください。例えば、コミュニケーションが優れていることをアピールする場合には、I am an excellent communicator よりも、I listened to my customers’ feedback and created a streamlined process, which improved the efficiency by 3 hours. の方が強い印象を与えます。

  • 何度も読み返して、無駄な部分を省く

    採用担当者にレジュメを送付する前には、必ず、読み直して、誤字脱字をチェックします。また、内容が簡潔でわかりやすいかどうか、自分のアピールポイントが明確に書かれているかどうかを再度チェックしましょう。後半で説明しますが、特に、プロフィールの部分を念入りに見直して下さい。

3. スマートな英文レジュメの構成と書き方


それでは、読み手を引き付ける英文レジュメの構成と書き方のサンプルを紹介します。レジュメは見た目に美しく、読みやすいことも重要です。

  1. 氏名、職位、連絡先

    氏名、職位、連絡先は、レジュメのページの最初に記載します。連絡先には、忘れずに電話番号とメールアドレスを入れるようにしましょう。

    例:
    Jessica Resumegood
    90 Xyz Road, Dorset, DJ4 80XY
    Mobile: 0997667XXXX E-mail: jessica@gtail.co.uk

  2. プロフィール

    プロフィールは、レジュメの要約文に相当するものです。採用企業が求めている要件に関連するもので、最もアピールしたい業績、資格、職歴を記載します。また、その企業に貢献できるあなたの能力や将来の目標等も加えると良いでしょう。分量は、5行以内を目安にします。この部分が不十分だと担当者にレジュメを読んでもらえない可能性がありますので、時間をかけて作成してください。

    例:

    • Passionate software engineer with 8year experience developing robust code for high-volume businesses.
    • Increased code-efficiency of Melon Company customer portal by 67 %.
    • My team won the 2018 CODE Award for cloud computing.
    • Energetic team player and excellent forward thinker.
  3. 職業経験と職歴

    職業経験と職歴を新しいものから順番に書きます。職名、日付、雇用主、役割を記載します。その後、主な任務、スキル、業績を箇条書きにします。この時に、単語や表現に気を付けて下さい。書き終えてから、職業経験が長すぎると感じたら、応募する職務に関連するものだけに絞ります。

    例:
    Oct 2014 – Present Customer Service Officer Mobile Land

    Main duties performed:

    • Providing relevant information and recommendations to customers with regards to products, services and offers available
    • Directing customer calls to the correct department when required
  4. 学歴

    学歴を新しいものから順番に、教育機関名、在学期間とともに記載します。卒業年度よりも大学名をアピールしたい場合には、大学名を最初に置き、年度を最後に書くと良いでしょう。

    例:
    2014 – 2017  BA Sociology (Hons) University of Portsmouth
    Degree classification: [1st Class]

    Relevant modules:
    Social Research I
    Introduction to Social Policy

    2013 – 2014 A-Levels Mayfield College
    Subjects: History Geography English Literature

  5. その他
    レジュメ全体を見通して、補足する必要がある場合には、応募する職務に関連する資格や趣味等を記載しても良いでしょう。

    例:
    In my free time, I like to focus on my photography hobby, visiting national galleries and meeting new people.

応募写真はスマイルで!

日本語の履歴書のようにレジュメに応募写真を貼る習慣はなく、データで求められるのが一般的です。応募写真は、真面目な表情では硬い印象を与えるので、フレンドリーな笑顔で撮るようにしましょう。また、海外の企業は応募写真の提出を求めない会社も多いです。

最後に

レジュメは、面接のチャンスを決定する大切な文書です。今回紹介した採用担当者の目に留まる書き方のコツを参考にしてみて下さい。また、レジュメと一緒に送付するカバーレターの効果的な書き方は以前の記事「【英文履歴書対策】カバーレターで差をつける!」で読むことができます。この二つの書類の準備が整えば、書類選考突破はもう目の前です!

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ラッド 順子

ラッド 順子

英国在中のライター。日本と英国の大学院を修了。各種教員免許及び英語教授法資格(TESOL)を有する。公立・私立小中高等学校及び大手語学学校での英語指導経験が豊富。英国では、執筆の他、翻訳・通訳、日本語 指導に従事。ライターとして、イギリスの最新情報やおもしろ文化を発信中。サッカーと海外番組の「The X Files」が大好き。